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リレーエッセイ 松本 響乃介 第14回

松本 響乃介






松本誠さんからバトンを渡されましたが、正直なにを書こうか迷ってました。
「まあ、将棋との出会いとかを書くのが無難な一手かな。」
と、思い、出会から目標迄を書くことにしました。下手な文ですが、お付き合い、宜しくお願い致します。

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(1)出会

 いつ将棋を始めたのかはわかりません。ですが祖父は将棋が好きだったので日曜日の将棋講座やNHK杯などがテレビでかかっていたり居間に将棋盤が有るのが当たり前でした。小学生になってから祖父に回り将棋から教えてもらいました。三年生の正月迄は真剣にしないで、なんとなくやっている感じでした。ですが、三年生の正月に町内の将棋大会があると言う事を聞きました。僕は何故かその大会に出たくなり、出ることにしました。「どうせ出るなら強くなりたいな」と思い、中原さんの本を見て猛勉強しました。それが本当の意味で将棋との出会いでした。今思えば幸せな事に、回り将棋の時から祖父には厳しく躾けられました。将棋と言うものに触れる時は、礼に始まり礼におわる・・・正座が当たり前、背筋を伸ばすのが当たり前、対局中会話はしないのが当たり前、対局相手に失礼な態度をとらないのが当たり前。そう言う神聖な所に惹かれました。

(2)教室

 将棋大会に出た後はもっと将棋にのめり込んで行きました。母の知人に教えて貰ったり、三月に公文杯名人戦(小学生の大会)に出たりしました。そして名人戦という大人も含めた大会に初めて出ました。二勝で予選通過だったのですが相手が、知らない中学生と大下さんと山内さんだったのです。初戦は知らない中学生とだったので勝てましたが、次に大下さんと、山内さんに負け、結局予選落ちでした。次に腕比べ子供将棋大会と言う七月の大会に出ました。当時は現在みたいに小学生の中で将棋が盛んではなかったので、いともあっさり優勝出来ました。その大会で応援に来ていた山内さんに声を掛けて頂きました。そこで、夏からサロンの子供教室を開くと聞きました。そして夏からサロンの子供教室に通わせて頂きました。

(3)幸運

 サロンの子供教室で、大下さんや田中さんに教えてもらったり、本を読んだりしました。ある時、大下さんから若林さんのことを聞きました。当時僕は右四間穴熊を多く用いてました。その時に
「山梨にも右四間穴熊の使い手の若林さんって言う強い人が居るんだよ。」
と、聞きました。「ぼくもその人の様になりたいな」と、顔も知らぬ強豪に憧れていました。それからしばらくした日。いつもの様に大下さんに教わって居ると、急に知らない人が教室に来ました。
「こちら若林さん。一回教わってみる?」
と、大下さんに言われて、若林さんに初めて教わりました。その時の戦型は僕が四間飛車で若林さんが玉頭位取りでした。その時に、なんと偶然にも僕が勝ちました。その後三回計四回教わりました。そして最後に、
「君、将棋強くなりたい?」
と、聞かれました。
「はい」
と、答えると
「そうか。」
と、若林さんは言いました。この問答が何を意味していたのかは、当時のぼくには分かりませんでした。そしてサロンの忘年会にゲストとして僕も参加させて頂きました。その時に若林さんから
「家へ呼んで教えてやる」
と、約束を頂きました。そしてそれから若林邸で教えてもらえるようになりました。若林さんは仕事が終わるとすぐ、食事もせずに僕に教えてくれます。時には夕食まで御馳走になります。今年になってから、甲府サロン中央支部にも入れて頂きました。支部の集まりは大会、という感じで、圧倒されるばかりです。いつも田中さん、若林さん、はじめ、支部の皆さんには、本当に良くして頂いてます。将棋に関しては何処よりも厳しく熱心な支部ですが、団結力もあり、とても暖かい支部です。

(4)翔研

 しかし、今年に入り小学生大会などで、若林さんや、御世話になっている方の期待に答える事が中々出来ません。県大会の結果報告を若林さんにする時、優勝以外は予選落ちと同じ心境です。東京での大会の時、館長に応援に来て頂いても、良い結果を報告する事が出来ません。正直、少し辛い時期が有りました。そんなある日、館長が山梨に来た時の事です。やる気が有るなら翔風館に入るようにと。嬉しいご褒美に辛い気持ちも、吹き飛びました。毎回勉強になる事ばかりです。これからも宜しくお願い致します。

(5)目標

 僕の夢は、プロ棋士です。
僕の今の目標は、奨励会入会です。
来年の八月に奨励会入会試験を受けます。その時駄目だった場合は、きっぱりと、プロ棋士は諦めます。八月迄は精一杯頑張りますので、これからも宜しくお願い致します。

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遅くなってすいませんでした。次走者ですが、若研のメンバー同士でも有り、良き先輩でも有る、斉藤新介さんに僕が回さない訳には行きません。新介さん、宜しくお願い致します。
下手な文でしたが最後までお付き合い、ありがとうございました。





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